
草木花、人。
自然光が照らす緑に服のアイボリーが映える。
夜もまた、月明かりが被写体の輪郭を発光させている。
ソ連による検閲からナレーションが付け加えられたという背景を持つ。
草木花を踏みつけな…
オタール・イオセリアーニ、1959年。
監督25歳。16分の短編。
『唯一、ゲオルギア』(1994)と相似形のファンタジー。
庭師は神だろうし、庭は祖国か小宇宙。
芸術であり装飾であり記録。
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オタール・イオセリアーニの短編二作目。いきなり「本作のナレーションは、監督の意志に反して、ソ連の検閲によってつけられたものです。そのため、字幕をつけておりません。」という衝撃的な前置きから始まる本作…
>>続きを読む冷戦下ソ連の文化的背景、そして社会主義体制のもとに漂っていた苦境の空気が滲むなかで、花の純粋性を回復させようとするイオセリアーニの意志が、モンタージュとして立ち現れている。
花とはこの世で最も純粋な…