普段、言葉、文字はコミュニケーションの道具としては役不足だと思ってますが、パッとしない郵便配達人が美しいベアトリーチェを射止めてしまうなんて、感情を伝えることについては最強だと思わされました。
詩っ…
このレビューはネタバレを含みます
とてもとてもピュアな人、マリオ。
マリオを観ていたら、付いて行けなきゃ置いてきぼり、今の時代に合わせなきゃ、、そんな気持ちが綺麗な水で洗われるよう。
マリオが録音機を聴き直す時から、ついに泣けてき…
イタリアの田舎の生活。なんて素朴な作品なんだ。音楽は劇的だった。"言葉に揺れる小舟"秀逸ではないか。マリオは島の素晴らしいところに気づくことができた。これがLIFEなんだと思う。それでもラストの哀愁…
>>続きを読むいやー久しくぶりの再見だったんだけどばっちり泣いたわ。
パブロは彼の人生に生の息吹を与えたが。
切なく侘しくも大変美しい話だ。
そしてやはりマッシモ・トロイージ最高すぎる。
本作の脚本も務めたトロイ…
すんごく良かった。
素朴な男が偉大な詩人との出会いを通して、世界の美しさに気付き人としての自覚を持つようになる。
演技を超えた人物そのものの振る舞いと時の流れの演出が相俟って、彼らの人生を追体験…
カプリ島の大自然の中、パブロ・ネルーダの力強い詩と人間性がマリオという人間に多大な影響を与えていく様子を描いた映画。
カプリ島の外部の世界を極力映さないことで、一時の夢を見ているかのような気持ちに…
のちにノーベル文学賞を受賞するチリの詩人パブロネルーダのナポリ亡命時代を描いた映画。 彼は南米の左派のヒーローであり、愛の詩で世界中の女性をメロメロにする言葉の魔術師でもある。
1950年台のイタリ…