素朴な街並み、感性を揺さぶる青い海、2人の師弟愛のような友人のような大きな友情 どこを切り取っても詩が作れる。
美しく儚く、メロディすら綺麗で、ノスタルジックな哀愁すら大きな海で届ける。
最後ま…
超わかりやすく言うとニューシネマパラダイスとそっくり。
さすがにニューシネマパラダイスほどではないけど、この映画もとても美しいいい映画だった。
何も知らないイタリアの小さな田舎の島に、詩という芸術…
公開当時に見て以来だったので、内容はほぼ忘れていた。記憶していたよりずっと良い作品でした!!
前半はゆったりとしたイタリアの空気感で眠気を誘われたけれども、ラストは涙が溢れた。イタリア映画でオスス…
銀幕短評(#506)
「郵便配達人」
1994年、イタリア。 1時間47分。
総合評価 82点。
島に住むかれは異国の詩人と友になる。詩の技巧(アート)の教えをこう。詩人はかれの清廉(せいれん…
マリオ役の俳優さんがこの映画を撮り終えてすぐに亡くなったという情報を目にして、これは最期の一瞬を切り取った魂の作品なんだなぁと感傷的になった。海の青と廃れた町がどこか懐かしく感じた。
演劇や文学な…
この作品オールタイムベストに入ります。ホント素朴で淡々として、それでユーモアがあって素晴らしい。
『幸福なラザロ』もそうだけどイタリアの貧しい地方の話は寓話的で惹き付けられるんですよ。
結果論だ…
舞台はイタリアにある島の小さな村、チリから亡命してきた有名な詩人ネルーダと島の青年マリオの交流と友情を描く。それまで詩に縁のなかったマリオが「自分もこう感じたことがある、自分の感情に名前をついた」と…
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