本年のカンヌ公式コンペでプレミア、星取りでもまあまあのスコアを叩いていたスコリモフスキの最新作、満を持して。
齢84になるスコリモフスキが今の時代にはき出す恍惚的なビジュアル表現が、キレッキレと言え…
半世紀も前にブレッソンがやったことをまたやっているわりには「うーん」って感じだけど映像は本当に素晴らしい。
マリックっぽさも感じるパワフルなショットが印象的で、それが余計に「プロットが映像の気迫に…
ポーランド映画祭にて。日本プレミア上映。
まぎれもなくパルムドンキー。ロバの表情がせつない…。アンドレア・アーノルドの『牛』も思い出した。
ドキュメンタリーっぽくもあったが、イザベル・ユペール様…
ブレッソンの『バルタザールどこへ行く』は残念ながら未鑑賞。この作品にインスパイアされたというスコリモフスキ監督の新作は、ほのぼのドンキー映画……なわけがなく、不穏な音と刺激的な赤から始まる、ロバEO…
>>続きを読むポーランド映画祭にて鑑賞。スコリモフスキ監督作品は初めてですが、人間とロバの心あたたまるヒューマン?ドラマ、では全くなかった!監督の美意識が前面に押し出された衝撃の映像作品でした。圧倒的。それにして…
>>続きを読む動物愛護映画。あらゆる動物を傷つけていませんと最後にテロップが出ました。
映画撮影なんて長時間拘束だしかなりストレスが掛かるでしょうから動物を人間の望む通りに動かしていることは虐待に当たるのではと自…
[この世の罪を背負う超越者としてのロバ]
2022年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。1989年の『春の水』以来33年ぶり6度目の選出。今回の主役はEOと名付けられたロバである。ポーランドのサーカス…
【ぼく修羅場ロバ、きみ修羅場ヒト】
ポーランド映画祭でイエジー・スコリモフスキ監督最新作『EO』が上映された。本作は第75回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した作品であり、ロベール・ブレッソン『バル…
シネマトグラフの精神性もガッツリ継承された作風なのかと期待していたが、そういうことではなかった。飽くまでオマージュであり、「バルタザールどこへ行く」の様な厳格さや荘厳さではなく、斬新さや奇抜さなど独…
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