2023.09.10
予告を見て気になった作品。
第一次世界大戦後、オーストリア。
収容所での辛く長い日々から解放され、帰郷する兵士のペーター・ペルク。
しかし故郷は帝国から共和国に変わり、帰還…
このレビューはネタバレを含みます
ひさしぶりに名古屋に繰り出して空いた時間に初めての劇場に来たら普通のスクリーンなのにチケット料金2,000円もするし(都会価格すぎ!高し君😲!!)シートは革張りだし本編前の普段予告やってる時間帯に…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
前情報無しで観ましたが、物語のバランス(スリル、ロマンス、狂気、胸熱とか)が取れていた点がよかったです。あの画面の背景も、クソみたいな現実に確かにいるのに妙に現実離れしていて寓話的な印象を感じられま…
>>続きを読む同じような撮影スタイルであるハリウッド大作とでは予算のケタは違うだろうが、歪みまくった背景はそんな予算不足をうまくカバーした面白い試み。雰囲気も良い。もろ合成でちょっとテレビ映画みたいに感じる時もあ…
>>続きを読むブルーバック撮影で描かれる表現主義的、絵画的、そして悪夢的な1920年のウィーンの街が面白いです。これに尽きると思います。
猟奇的連続殺人事件のミステリーが引っ張っていく軸にはなっていますが、明ら…
ステファン・ルツォビツキー監督が、残酷な戦争が生んだ悲劇を全編ブルーバック撮影による美しい悪夢のような映像で描いて、2021年・第74回ロカルノ国際映画祭で観客賞を受賞した本作は、主人公のペーターが…
>>続きを読む斜めで歪んだ背景が奇妙で美しい。慣れるのに少し時間かかったけど。
この歪みは「戦争で社会そのもの(も人間も)が歪んだ結果」ととらえました。
ケルナー博士が
「私は今日を楽しむの。明日は明日よ」
と発…
🄫🄫 FreibeuterFilm / Amour Fou Luxembourg 2021