Amazon Prime Videoで鑑賞。
長年の功績により名誉博士号を授与されることとなった老医学者イーサク・ボルイ(Victor Sjöström)は、式典前夜に自身の死体と対面する夢を見る…
78歳の老教授が式典に向かう半日の道程で、悪夢に引きづられるように過去を回想していく。主演は映画監督のシェストレム、役と同じく御年78歳!すごい企画。容赦ない所たいへん好みですが、多分自分が受け取っ…
>>続きを読む調子悪いときずーっとこんなこと考えてた気がする、みたいな場面とセリフがてんこ盛り
素直さと寄り添いをうまく表現できずにいた(すなわち偏屈で嫌な感じを与えて孤立しかけていた)のは、過去を許せていなか…
「冷たい優しさ」
関心を持たないという冷たい優しさ
それは罪なのか
罪になるのだろうか
そういう風にしか生きられない罰が孤独という事なのだろうか
身につまされるるね
人と関わるとストレスばかり…
夢や回想の描写だけでなく、傍らの登場人物すらも主人公の人生観を知れる糸口となっており、語りの巧さに感心する。孤高な生き方にも他者からの愛や承認は必要であり、それらの折り合いをつけるのが生きることだと…
>>続きを読む主人公から漂うささやかなデカダンスとそれを構成した特にカメラワークとセリフの相関性は、さながら「暗黒の森」の源泉を感じさせるものだった。
物語の大半である会話のなかで、左右にカメラが動くのは(言い…
やばいベルイマン好きかも。
ちゃんとプロットとかはあると思う。「タバコ吸わないの?」最初の教授であるというモノローグからの授与式など。ラストは義理の娘との関係や、道中で出会った人々との交流で、長い1…