ほぼセリフのないイオセリアーニの中編デビュー作。
ロマンティックなラブストーリーかと思いきや、2人が同居を始めてからの不協和音を音とマイムでコミカルに表現し、唯物論を批判しているように見えておもしろ…
沢山の出演者の中で恋人を除くとおっさんとじいさましかいない、けどそれがいい。心の豊かさと生活の豊かさに伴う恩恵と弊害、犠牲が可愛らしくファンタジックに表現されていた。部屋に物が増えるにつれて心が貧し…
>>続きを読む世界を美しくするのも醜くするのも全ては私たちであり、いったい何を私たちは望んでいたのかということを常に立ち返らなければならない。それをイオセリアーニはモノクロ、音、モンタージュ、つまり映画の魔法/愛…
>>続きを読む物質的に満たされることが心を豊かにする訳ではないというメッセージ。アパートの住人たちが音楽を愛で、バレエを踊り、筋トレに励んで物質・非物質を上手く共存させて生活しているのが主人公カップルと対比になっ…
>>続きを読むオタールイオセリアーニ監督作品、初鑑賞。
若い恋人たち。二人っきりになってイチャつきたいのに、街中ではジャマが多すぎて、女の方が拗ねてしまう。いや、男のせいじゃないだろうと私は思うけど、男はなんとか…