公開当時、横浜・関内の小シアターで観た。衝撃だった。人が人を殺すという出来事をドキュメンタリーとして描くとこんなグロテスクな感じなのだろう。劇中では殺人事件のシーンと絞首刑のシーン、2つをゆっくり見…
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サイコパスな青年が意地汚いタクシー運転手を撲殺して、理想に燃えている新人弁護士がそれを弁護するも当然死刑で鑑賞してる私たちはスッキリ!やったね!
という映画ではない。
キャラクターの本…
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ある日衝動的にタクシー運転手を殺害した青年と、彼の裁判を担当する事になった弁護士との話。
無軌道な殺意に満ち満ちている一方で、自らが命を絶たれる瞬間には悔恨と慚愧の念が息咳切って溢れ出す。
特別な…
殺人が主人公の映画。
個人的に街をフラフラ歩くだけの映画とかが好きだったりするのだが、この映画の序盤はそれにあたる。
中盤はそんな主人公が衝動的に殺人を起こす。(観客にも予期できないタイミングで…
途方にくれた若者、自己中で嫌味なタクシー運転手、熱血的な新米弁護士。
関係のない3人が「殺人」で出会う。
緑の陰影のある映像で終始どんよりしている。でも嫌いじゃない。
ハネケの71フラグメンツを思い…