色に拘るキエシロフスキが今作で選んだのは「黄色」
鼠→猫→ヒトのオープニングからラストまで美しさと汚さが両立してるような映像が凄すぎて開始10秒で一気に映画内に惹き込まれた
哲学的・文学的な映画を撮…
この映画のリアリティは、殺害の動機や実行、それまでの過程にあるのではなく、ロープの輪を調整し、クレーンに油をさし、開閉式床の下に黄色のトレーを置く、一連の動作を迷いなくこなす執行人の手つきにこそある…
>>続きを読むなんともやりきれなくなる作品です。
今までも重たい映画はたくさん観てきたが、本作はその中でもへヴィ級のやるせなさ。演出が実直すぎるのがその原因だろう。
弁護士試験に合格した若き弁護士。
ちょっと…
87年ポーランド作品。主要登場人物は弁護士資格に受かった青年、妹の死をきっかけに村を出た若者、性格に難がありそうな中年タクシー運転手の3人。若者が運転手を殺害し弁護士が弁護するストーリーで、殺害シー…
>>続きを読むキェシロフスキ作品はこれが4作品目かな。
これまで観た中では一番グッときたかも?一番ショッキングだからかもしれないけど。『愛に関する短いフィルム』同様一筋縄ではいかない、人が人を殺めることについての…