このレビューはネタバレを含みます
異なる時間軸で――と見せかけてのどんでん返しは映画好きとしては楽しませてもらったけど、先に妻が実は妄想ってバラシちゃったことで全部妄想だった、のうまみがなくなっちゃったとこだけややマイナス。
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これぞ映画。全セクションが良い。
邦題がストーリーとも矛盾してしまっている。直訳の『チェスの話』のほうがよい。
シンメトリーにこだわった撮影もチェスがテーマなればこそ。
主演が『帰ってきたヒト…
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SNSで予告編を目にした時から面白そうと感じた本作。
その予感は見事的中。
巧みな話の組立、キャストの演技…素晴らしい出来で、文句無しの満点でした。
ほんの数本しか観ていませんが、ドイツ映画は他国の…
芸術的で美しい、こういう映画が精神の栄養剤になっている…と思った。映像美は。
やはりナチスの話は重くて苦しいし、演技が素晴らしすぎてこちらがつらくなってくるようだった
あとから解説を読まないと理解が…
たまたま今、ドイツ国内でユダヤ人を密かに助けた人の本を読んでいるところだけど
人が人にどれだけ残酷なことをすることが出来るのか、それを目の前にさらけ出してくれる
ナチズムと良心や理性の対立に、人は…
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富裕であることは貧困層からすれば是正すべき不均衡である。
国難時に安全なところにいて資本家の資本の備蓄に加勢することは戦争最前線に立たされる者にとっては憎んでも飽き足らない傲慢な行為だろう。
すでに…
英語・独語圏では文豪になるシュテファン・ツヴァイク「チェスの話」の映画化。
残念ながら日本ではそこまで有名でないので、わかりやすさからこの邦題になるのは仕方ないのだが……チェスの話であって、チェスの…
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