1858年、教皇国家に帰属するボローニャのユダヤ人街から1人の少年が誘拐される話。
当時のローマ教皇はピウス9世。彼は32年という長い在位期間において、当初は革新的な政策を打ち出したが、1848年の…
原題のrapitoはイタリア語で誘拐
まさしく、ローマ教皇による非人道な誘拐事件
なぜ金欲しさに密告した女の言うことを信じて、そんな暴挙に出たのかが不思議
実話に基づく話なのだが、この時代のカト…
2024年33本目
1858年、ボローニャのユダヤ人街で、何者かに洗礼を受けたとされる6歳のエドガルドが教皇から派遣された兵士たちに連れ去られた事件を描いた作品。
キリスト教とユダヤ人の関係、洗礼の…
宗教関連全くわからないので鑑賞中は「洗礼を受けたのがとにかくダメなことだったんだ」くらいで観てたのだが、終わってから調べたら違う宗教の行為などを持ち込むのは非常にまずいらしい
お盆とクリスマスと正月…
このレビューはネタバレを含みます
これが実話とは。
世を治めるほどの力を持った宗教の恐ろしさを
まざまざと感じさせられる。
小さなエドガルドのかわいらしいほっぺと
ふっくらした指が
本当にいとおしい。
このかわいらしい息子を親元…
この映画、実際の事件を元に作られた映画というのが恐ろしい。
親の知らぬ間にカソリックの洗礼を受けたという密告によりユダヤ教の少年が教皇の命の下、連れ去られるお話です。
攫われた少年が「彼のための…
19世紀イタリアで起きた実話を元にした作品。
歴史的背景の知識がなかったが、ユダヤ教徒の家庭の6歳の子どもを、カソリック教会がさらい、カソリック教徒に洗脳する過程に、今のロシアがウクライナからさらっ…
独立戦争時のイタリア。絶大なキリスト教権力に翻弄されるユダヤ人家族
「洗礼」を巡るミステリーを美しい映像と音楽で表現する。ラストまで緊張感が続く歴史劇の傑作。今年度個人的外国映画ベスト(暫定)
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