長尺過ぎていつも、見るのを萎縮してしまうヌリ・ビルゲ・ジェイラン作品。
見たら結局傑作なんだよな。
この作品も198分あるのに、全く飽きず、人間描写に揺さぶられた。
一回二時間以内で作ってくれたら、…
3時間18分となれば、映画ファンでも9割くらいは「長すぎる」と嫌厭されがちですが、必要性があれば尺の長短はどうでもいいです。ただ、劇場では相当しんどいので、自宅でゆったり観ました。
このタイトル…
雪の轍
読まれなかった本もそうだった
ように
今回もトルコの自然をバックに
あのくどいほどの
やりとりが見れてよかった
途中
フォトショットが
いい感じで挟まれる
あのスタジオに出て行ったのを
…
『雪の轍』『読まれなかった小説』のヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の新作。
期待通り好みだった。終始主人公の挑発的で攻撃的な表情や態度に嫌気がさしながらも最後の最後まで目が離せなかった。
長尺監督の中…
ヌリビルゲジェイランの
待ちに待った新作
美しく壮大な風景の中に
醜く卑小な人間の生き様
実際そこにあるものと
ないものを境界なく描く
そういうとこがすごく好き
観賞後もやもやするのは
鼻持ちならな…
主人公はプレゼントをあげたり、恋愛のアドバイスをする体裁で生徒が自分に好意を向ける様にコントロールする。生徒に口答えされると激昂して恐怖で支配する。
プライベートでは、自分が友人に女性を紹介したのに…
このレビューはネタバレを含みます
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督は大好きな監督の一人で、80%の作品は鑑賞してレビューを書いている。三時間もあるので、一度では鑑賞できないので、3回に分けて鑑賞する。
そして、一時間鑑賞してからレビュー…
久しぶりに誰かと映画の話がしたくなる、そんな作品だった。
なんかロシア映画っぽく感じたけど、君はどう?とか、男ってバカだよね?とか。
【メモ】
グループショットの俳優たちの演出はキメが細かく、計算…
卑しく愚かな中年男性の口論を3時間強描き続ける胆力とそれでいて面白い演出力に驚かされる
とにかく何を置いても村の説得力
何でもかんでも土地のせいにする主人公だが然もありなんという風景がシネスコの画面…
サイテーな教師だと思って観てたのに、先鋭化したリベラルとの人生論バトル(圧巻の12分)で一気に感情移入させられた。
しかもそのあとセックスするでしょ?ほんと、思考の潤滑油不足(セックスレス)が二極…
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