歴史の片側を描いた人類が忘れてはいけない映画。
ユダヤ人収容所を監視するナチの将校のストーリーなんだけど、コレが歴史を知っていると如何に人間が怖いかを感じる。
今まで虐殺が行われている壁一枚挟ん…
ようやく鑑賞。
なんとも言えない不気味さと
気持ち悪さの融合した作品だったね。
正直、僕はこれがホラー映画に見えた。
幸せと地獄が常に隣り合わせでありながら
地獄に全く関心のない人間と
幸せな時…
題材が題材、目的が目的なので仕方がないが、割とぬるぬる日常が描かれるだけなので、映画として見るだけなら、どうしても退屈してしまう場面も多い
ただ、この退屈な日常の中に時折聴こえる叫び声やノイズ、そ…
一切説明のない演出が低音BGMと共に異常な不安感を募らせる。
倫理観が欠如しているのではなく、その時代のスタンダードとしてのあり様であり、妻が楽園と呼ぶその場所で無邪気な子供たちは温室を使ってシャレ…
"関心領域"との日本語訳は、言い得て妙だなと。
人がゴミのように捨てられていく環境が壁を隔ててすぐ隣にあっても、その恐怖や残酷さに気づかなければ、常軌を逸した叫び声や銃声の音に気づこうとしなければ、…
このレビューはネタバレを含みます
ギミックとして面白い映画だった。
冒頭から結末まで、一貫して定点カメラでひと家族の日常を描いている作品なのに、ある一箇所だけ登場人物がカメラ(=私たち観劇者)に視線を向けるシーンが。
それまで観劇…
1945年
とあるドイツ人家族のお話。
美しい庭。広々とした邸宅。子供達の笑顔。楽しげな声。
穏やかに過ごす何処にでも居るような家族のお話。
ただし、隣はアウシュビッツ強制収…
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