タジキスタンの大平原をいく、人間愛薫るレール・ロードムービー。
兄は弟を預けるために、機関車で遠く離れた父を訪ねる。道中で出会う人々との触れ合いは、和やかだったり険悪だったり二転三転しつつも、朗らか…
金属製の煙突が見下ろす埃だらけの街。この街でファルー(フィルス・サブザリエフ)は危ない仕事に手を染めている為、弟とは暮らせないと思い立ち、遠くに暮らす父の元へと弟を預ける決心をする。最初に友達に渡…
>>続きを読む冒頭のクレジットでリマスターの監修にファイト・ヘルマーの名前があるのをみてちょっと驚いたが、ヘルマーとフドイナザーロフは友人だったんだね。自分にとって特別な思い入れがある作品を撮った監督たちの意外な…
>>続きを読む[] 60点
バフティヤル・フドイナザーロフ長編一作目。レストア版の製作にはファイト・ヘルマーが絡んでいるらしい。ちょうど『ルナ・パパ』とヘルマーの『ツバル』は同じ1999年に公開されたチュルパン…
このレビューはネタバレを含みます
初フドイナザーロフ、初タジク映画。
土食癖がある弟とチンピラ崩れな兄貴が、離れて暮らすお父さんに会いに行くため、機関車に乗る珍道中。前半は機関車に乗って展開されるロードムービー、後半は地元でお父さ…
桜丘のユーロスペースで初公開時に観た。30年前ですってよ…本邦ではVHSでしか観られない本作、追悼上映もユーロスペースだった。80年代初頭くらいの映画だと思ってたら1991年だったのか。
実は本作を…
最初から最後までずっと良い。特に汽車に乗ってからの画面の運動が凄い。
この映画に期待してたものが全て在った。
弟ことデブチンがあまりに良いのだがパンフレットによると1000人から選ばれた子役との…
機関車に乗って、父のもとに向かう兄弟。
機関車と人の生活の距離感が今の日本では考えられない近さであることが列車の旅を非日常的な冒険にしていて面白かった。
異国故の知らない世界と異国であっても不変の…