まるでパリの街を散歩しているような作品。パリに住んでいる人に対しての固定されたイメージを上手に壊してくれる。そこに存在しているのは人間であり、よってそれぞれにそれぞれの人生が、日常があるからこそ美し…
>>続きを読むパリに住むことはそれ自体が幸せで煌びやかであるという強いイメージがあったけれど、ただそれだけじゃなく彼らの本当に飾りのない日常が見れたような気持ちになった。
身近に感じるといったら言い過ぎだけれど、…
死を直前に迎えた青年とパリの日常に暮らす人々。それぞれの生活に訪れる恋や別れ、死と喪失感。死んでしまって気づく存在の大きさ。それぞれが感じる魅力。
ただ息を吸って歩いて笑って泣いて踊って仕事して食べ…
小さな子供から大人までが皆恋をしている街パリのリアルな日常。ジュリエット・ビノシュの存在感がちょうどいいね。
そこはかとない寂寥感に満ちてる。
人の心に深く足を踏み入れない、少し距離をとった付き合…
このレビューはネタバレを含みます
一口にパリと言ってもいろんな人がいるんだなと…。それはきっとNYでもTOKYOでも一緒なはず。
モンタージュ(?)が効果的だなーと思いました。
ファブリス・ルキーニ、危険なプロットを観たすぐ後だっ…
2008年。死を3ヶ月前にした青年とパリの日常を描いた話。
死をクライマックスとすると、そこまでストーリーを高めて行くのがわかりやすい映画だと思う。一方で、この作品は音楽もストーリーも「死」に向かっ…