展開に次ぐ展開が破綻していないのはやっぱり脚本が上手すぎるというか絶妙。トルテュ島には物語に大きな軸があるけど今回は無いから余計にロジエの展開術が際立っていた。
ただし前半は弁護士のキュートさで持ち…
雨でも降ってた?って思わざるを得ないくらいには室内が多い。多すぎる。とはいえラストの怒涛の船の連鎖で、それが帳消しになったような気がしなくもない。その連鎖の果てにあるのが「出社」というのも、またロジ…
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ずっとダラダラしている、意図的なのだろうけど本当にダラダラしている、凄い。20分どころか1時間くらい短くしようと思えばできそう。ただ、これで良いのだろうという気はする。結局大抵の場合みんな何に向かっ…
>>続きを読む『メーヌオセアン』('85仏)観た。駅の改札で切符を打刻しなかったブラジル人ダンサーの一悶着に始まり行き当たりばったりの出会いが続き主体も変わり空虚な会話と笑い、やがて日常へと回収される。夏の午後、…
>>続きを読む想像の斜め上の展開を力技でねじ込んだなかなかぶっ飛んだストーリーでこの映画そのものがずっと酔っ払っているのではとすら思う。ハプニングがハプニングを呼び渾然一体となっていく様子を一切収拾させることもな…
>>続きを読む初めて見た時ほどの新鮮さはなかっなが、とにかくラストの長回しをもう一度見たいがためだけにワクワクし続けた。それにしてもとんでもない変ムービー。何が撮りたいのか分からないし、主人公すらスライドしてしま…
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なんでこの監督の映画は「ダレても許してやろう…!」って気持ちになるんだろう、、、
全然面白くないはずなのに、なんだか面白いよ。説明できない。
ジャック・ロジエ映画のオープニングは全部カッコいい。ここ…
ブラジル人の踊り子デジャニラが、ナント行き列車で検察係と揉める場面に始まる、ジャック・ロジエのゆるゆるロードムービー。🛤️
内陸の田舎駅で降り、港町からユー島へ。主人公が入れ代わりつつ🚘/🛥️/🛩…
© 1986 Jacques Rozier