(東京④)わかりました、嬉しい旅をやっているロジエ、とてもとても嬉しい旅、島に人を集める、みんなが集まったらいいなと思っていると集まる、それはやや無理があるのだけども、嬉しいから自然なのだ。/犬は大…
>>続きを読むパリのモンパルナス駅、ブラジル人ダンサーのデジャニラ(ロザ=マリア・ゴメス)は改札口を駆け抜けると、フランス西部の街ナント行きの列車である「メーヌ・オセアン号」に乗り込む。食堂車でコーラを呑み、一…
>>続きを読む[] 60点
ジャック・ロジエ長編四作目。冒頭の長回しが良い。ギリギリで切符を買って列車に飛び乗るという、クシシュトフ・キェシロフスキ『偶然』の分岐点シーンみたいな一連の動作がワンカットで描かれる…
最高すぎるラスト。個々のエピソードは繋がってはいるけど、どこに話が進んでいくのかが分からなくて、いつ終わるのかも分からないダラダラした感じがめちゃくちゃ良い。どんどんセッションが出来上がっていくシー…
>>続きを読む本来抗いようなく進んでしまう時間にそれでも抵抗しようとする人物たちが、冗長と快楽の間隙を突くようにして蛇行することによって、もはや時間の進み具合は正常ではなくなる、そんな映画を見ていると、カットが変…
>>続きを読む色々と時間がかかるしダラダラしてるけど、出来合いセッションはプロセスを踏むことで生まれる高揚感。追従する人物も次々入れ替わって、帰りが長引いて、グダってるのが面白いのもグルーヴに他ならない。流石に長…
>>続きを読む© 1986 Jacques Rozier