大正浪漫の象徴ともいえる存在、竹久夢二を題材にした映画。
実在の人物を描いているので、ロマン三部作の他の二作よりちょっとは分かりやすい感じになっているのかなと観る前は思ったものの、もちろんそんな一筋…
鈴木清順の大正浪漫三部作の最後で1991年の作品だけど、私は当時は日本映画はほとんど観ていなかった時期で、タイトルすら知りませんでしたね。(^^;
調べてみたら、キネ旬ベストテンでも11位に留まっ…
昭和歌謡のスターである沢田研二
俳優としてはどうかなと少しの期待と不安を感じながら鑑賞していたが少し見るに耐えなかった。
原田芳雄のあの使い方も私は好きじゃない。
でも、竹久夢二の宵待草が鈴木清順…
おそらく意図的ではあると思うが、カットごとにほぼ動きを跨がず、あまり連続性を持たないような繋ぎ方を全編にわたって行っており、バリエーションの不足から一連の映像としてはやや退屈なように感じた。一方、ワ…
>>続きを読む色と欲の迷宮で縺れ合う愛憎と芸術家の業。東京の芸者と駆け落ちの約束を交わし金沢へ訪れた竹久夢二は、夫の死体を探す人妻に惹かれていく。軽妙かつ妖艶に繰り広げられる浪漫三部作第三作。沢田研二の人を食った…
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