人間の境界の作品情報・感想・評価

ポーランドとベラルーシの国境、互いに難民を押し付け合いながら難民たちを人間としてではなく扱っている様子を難民一家、ポーランド軍、そして国境地帯に住む医師と彼女が参画する難民援助組織の視点で描かれる。…

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ベラルーシ政府がEUに混乱を引き起こすネ居合で行った
『人間兵器』と呼ばれる策略に翻弄された人々の過酷な運命を、
シリア人難民家族、支援活動家、国境警備隊の青年etc…の複数の視点から描く群像劇
政…

• #オンライン試写

冒頭のタイトルシーン、森林の緑がモノクロへと変わっていく…カラー映像よりも現実を映し出しているような…まるでドキュメンタリーを見ているようだった。
自由を求めEUへ向かうシリア人一家、初めは希望に満…

嫌がらせで難民を送ってきた、じゃあ送り返せ、だなんて、そんな指示を出すのは簡単だろうよ。保身と考えるのを怠けることを利用した悪烈な所業。

ほとんどの人のその後が描かれない。わからないことが通常だか…

難民、国境警備隊、活動家…いろんな視点でこの問題を考える。結局、落としどころとかあるわけではない。でも現実。
ポーランド兵士の叫び、警察が見逃すシーンの何ともいえない表情辺りは印象に残る。

今起き…

人間の境界というタイトルが絶妙。
色々なラインが人間を取り巻いていることに気付かされる。
移民達が中立地帯をパチンコ玉のように跳ね返される非人道的状態を、命がけで助けようと走り回る活動家達や、見逃す…

唯一の希望、ヨーロッパ。

祖国から逃れたシリア人一家は、平和な生活を求めヨーロッパを目指す。そこでベラルーシ経由でポーランドへ亡命するという「安全」なルートを取ったところ、ポーランド国境には武装し…

すごい！
劇映画ではあるけれど、ドキュメンタリーのような力強さ。

ポーランドへ入国したい移民たち、お金は支払ってるしそのまま入国できるはずだった…
ところが国境にてお互いに移民を追い出し合うポーラ…