なんて、自由な映画なんだ。
どうやって撮ってるんだろ。
作り手の遊び心が過ぎるって!!
だって繋がってないやん。
ラインも割ってるよね!?
なのに成立してるんだもんなー!
あんな繋ぎ方ができる…
映画はあらゆるデタラメの連鎖でできている。
『息切れ』の原題を『勝手にしやがれ』と名付けたように、映画を観ること、つくることは束縛からの解放運動。
ジャンポール・ベルモンドのモノローグは現代のつ…
追悼ゴダール。
なるほど、本作に太宰治や村上春樹といった日本文学的美学を持ち込んだのがウォンカーウァイだったのか!(今更) そして、また本作はフィルムノワールに影響受けてて…みたいな感じで、自分の…
モノクローム映画なのに対し、ある種現代の高画質なフルカラーの映画よりも、一層鮮明に輪郭をくっきりと捉えることができた。
セリフの一つひとつや動きや画角の構図らを含めて美しくて切なくなった。
フランス…
「跋(一九一九年)」
行け、啞の書物よ
かつてロウズの歌を歌ってくれた彼女に告げよ
お前の歌がこれまでに
知りつくされたものばかりなら
私に重くのしかかる瑕さえも許して
彼女の栄光を永…
1960年。ゴダールの長編処女作。
これまでの映画ではあまり使われなかった(?)、ジャンプカットを多用したことで、これまでの映画の常識を覆すことになった作品。らしい
ジャンプカットとは…
「ジャン…
ゴダール監督29歳のデビュー作。二十歳くらいの時に観て以来の再鑑賞。
話はシンプル。自動車泥棒and警官殺人で追われている男と新聞社で働く女の逃避。
ノリノリで良い。車ブンブン、煙草モクモク、お尻…