幼少時代から父が実録やくざ映画ファンでその影響を受けた私も少年時代から『仁義なき戦い』やその他実録やくざ作品を見まくったため、高倉健や鶴田浩二、藤純子が活躍した任侠映画が嘘臭く感じてしまいどことなく…
>>続きを読む驚異的な長回し。画面の奥と手前を跨ぐことで会話の中心人物が入れ替わり立ち代わる。早撮りとは到底思えぬ密度の人物配置と動線設計。パチッパチッと音が聞こえてきそうなほど全ショット常にキマっている。有名な…
>>続きを読むシリーズ通してスターを多数出すために、見せ場と重みのある役を必要以上に作っているので脚本が散漫になっている
演出は随所にひらめきがあるが今作の若山富三郎の出し方はふざけすぎていてリアリティを損ねて…
4.5が微妙だったので6。最後の凌雲閣の決戦シーンが白眉。今までなかった戦闘中に血が流れ血飛沫がとぶ演出。アクションも菅原文太の噛みつくような飛びかかり方が良い。もう無い凌雲閣の中へ入れるのもオトク…
>>続きを読む正直、このシリーズの一作目はそんなにでもなかったけど、加藤泰監督作ということで鑑賞。
カメラ割りがこの監督独特で観てて気持ちいい。
お話しはいわゆる任侠もの、といった感じ。
シリーズ六作目というこ…
ついに緋牡丹お竜の存在感はゼロになってしまった。ただ、作品的には面白く、とくに、最後の殴り込みではないが、決闘シーンは、任侠映画の中でも、五本の指に入るぐらいの迫力あるシーンとなっている。
例によっ…
大筋としては物語の方向は決まっているものの、常に停滞させず話が流転し続ける。スリリング。
重なり合う人間模様。組織の論理と私利私欲との対立。組織としての大義か個人の幸福か。揺れる人間たち。
クライ…