東京浅草を訪れた女博徒(藤純子)が、不当な縄張り争いに巻き込まれている芝居小屋を支援する。明治時代を背景にして、気骨ある女博徒の活躍を描いている、人気シリーズ第6弾。
加藤泰&鈴木則文の黄金タッグ…
個人的には花札勝負の方が好きだった。
くまとらの親分の登場は一番良かった。オープニングの花札くるくるするところからここまでで特にアクションに一番気合が入っていることが伝わる。盆の上の勝負のレパート…
終盤の闘いで髪型の乱れたお竜を見て、今作が今までより一層ハードでバイオレントな作劇だということを実感する。舞いのような殺陣も含め、めちゃくちゃ残酷で美しい。ラストのストップモーションの切れ方も、こん…
>>続きを読む映画は監督のもの、TVドラマは脚本家のもの、舞台は役者のもの、という話を聞いたことがあります。映画の場合、画面作り、そして編集こそが作品のクオリティを決定づける「料理」にあたるから、映画は監督のもの…
>>続きを読む加藤泰にしてはちょっとスローなスタートかと思ったが、その後は全編常に躍動感を途切らせず、終盤は怒涛の展開を叩き込む傑作だった。今のところ、個人的には「江戸川乱歩の陰獣」と並んで加藤泰ではベスト級かな…
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