キャロルブーケが出てるとこ全部。視線だけで紡いでいくもの。
OPの掴み満点だったけど、原題もデジャヴュであってほしかったという傲慢さ、すまん。
実質白昼夢だからル・シネマが昼帯にやってるのは正解o…
過去と現実の出来事がスクリーンにオーバーラップするのが、まじですごい。本当に夢を見てるかのような、この幻想的映像美が見られてよかった。ただ、ちょっと大袈裟な劇伴が苦手なやつだった。
"わたしは魂の…
ジャーナリストのクリストフは、17世紀の国民的英雄イェナチュの調査で、墓の発掘をした老人類学者トブラーを訪問したり、宿敵を殺した城を訪れたりするうちに、イェナチュのいた世界を既視体験(デジャヴェ)す…
>>続きを読むスクリーンにかかるオープニングクレジットと梱包材の降り注ぐエンドクレジットのミニマルな完璧さ 過去と現在が同時に存在する、なんてミラクルを魔法の域に留めたまま(学芸会や時代劇の白けを完璧に排した状態…
>>続きを読む17世紀に実在した人物の死因の謎を巡る取材対象の世界に嵌まり込み、心理的にパラレルワールドに入り込んでしまった記者の男の物語。
スリラーはたまたホラーな雰囲気でラストのあのシーンは記憶に残る。
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このレビューはネタバレを含みます
省略が効いているし割と正攻法というか破綻なく進行していく感じがある。17世紀の出来事がシームレスに現前するのが面白くわかりやすい。幻想的な物語だけどダニエル・シュミットとしては不可解さや頽廃美は薄め…
>>続きを読むラウラ・ベッティが二言目には矛盾した発言をするのに分かりやすいシナリオ。台詞はどれも誘導させるだけ。謝肉祭シーンの現在の狂騒を挟んだ上での時空飛びから四者の切り返しで矛盾が最高潮に!痺れた。
明らか…
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