血縁関係のない父親と息子の関係が実父の登場によって変化していく様子を、養父の内面を中心に描いた、アルノー・ラユリーとジャン=マリー・ラユリーの兄弟監督によるドラマ映画。原作は、ピエリック・バイイの同…
>>続きを読む良質なホームドラマ(なんでコメディに分類されているのかは謎)。父エメリックの物語なのに『ジムの物語』と息子に主眼を置いたタイトルがもうね…。あたかも自分の人生は息子の人生の一部と言っているかのよう。…
>>続きを読む子供が生まれた日を最高と喜ぶひとのたばこを消す火花のうつくしさとエメリックの逆さまなんじゃないかと思えるようなグッドラック。
しかし愛情がすすみはじめたらジムとの別れがくる。
嫌な予感はしたが、意図…
劇場にて。噂に違わず良い映画だった。
抗いようのない時間の流れの中で
運命的に近付いたり離れたりを
繰り返すことになる血が異なる父と子。
まず回想を用いず時間をただ進むものとして
描いていたのが良い…
アンスティチュ・フランセ(旧・日仏学院)が毎年開催しているフランス映画の上映会「第六回 映画批評月間 〜フランス映画の現在をめぐって〜」にて日本公開。フランスの映画監督ラリュー兄弟の長編9作目。原題…
>>続きを読むこの作品を何回も観るかと言われたら多分心が苦しくてみれないけど、いい映画を観た。現像前の写真のカットがいい味だしててとても好き。
エメリック、誤解されたり軽く扱われてもそれを否定しようと動かないか…
【映画批評月間 フランス映画の現在2025】
ピエリック・バイリーの同名小説を原作に、アルノー&ジャン=マリー・ラリユー兄弟が監督・脚本を手がけた『ジムの物語』鑑賞。
偶然の出来事で2年間投獄され…
それでも人生は続く、自分にできることに誠意をもって日々生きていくしかない…というような作品を好んで観ている気がする。
運のわるさや人の良さで巻き込まれる。その中で本人が熱り立つことは少なく、流れに…
年間ベスト確定でございます。無慈悲に省略されていく月日を繋ぎ止める、写真の使い方が切なすぎる。主人公であるはずのエメリックを無視して世界は進み続けていく。
この映画に政治性を嗅ぎつけるような人とは関…
©DR