暴力行為に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『暴力行為』に投稿された感想・評価

フレッド・ジンネマン初期作品。何かと不穏な50年代に於ける赤狩り時代がフィードバックされている社会派ノワール。

主人公のフランク(ヴァン・ヘフリン)が過去の大戦中ナチに協力して裏切って仲間を殺した…

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蛸
4.1

霧がかった摩天楼を背景に現れる一人の脚の悪い男。男はアパートの室内に入り銃を取り出し構えるが、その瞬間に"Act of Violence"のタイトルが現れる。この男が「暴力行為」に手を染めようとして…

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ジンネマン監督が「山河遥かなり」(1948)と同年に手掛けた傑作フィルム・ノワール。退役軍人の問題を扱った最初の作品の一つ。撮影は「ベン・ハー」(1959)などで3度のオスカーを受賞した名匠ロバート…

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ライアンは、新聞記事でへフリンの居所を知る。収容所で仲間を売った男に復讐するのだ。しかし、へフリンも殺し屋を雇う。二人の男は、どちらが悪役というのではなく、どちらにも説得力があるから、どう話が終わる…

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5.0

フィルムノワールは、(リダクティブな表現を恐れずに言うと)第二次世界大戦によって歪んでしまった男性の精神性、マスキュリニティを、パルプなエンタメ的要素の連鎖で塗り固めるのだが、全体として見た時に、そ…

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さじ
4.3

色気のある良い映画だった。
ストーリーはシンプルで分かりやすいし、モノクロならではの陰影があるショットも好きなんだけど、何より主役のヴァン・ヘフリンがめちゃくちゃ良かった。
もうこの人を知っただけで…

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再見ながら、脚を引き摺るように現れるR・ライアン、清純な人妻J・リーにすっかり見惚れる。夜のシーンの見事な撮影と照明はハリウッド映画の中でベスト10に入る。

あまり語られないのが不思議なくらい、おもろい映画。
序盤からメインキャラの対立構造は明らかとなり、憎まれサイドには二枚目のロバート・ライアンがキャスティングされている。
物語が進むに連れ、女優陣が非…

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ekn
5.0

このレビューはネタバレを含みます

大傑作。撮影と照明が素晴らしい。
片脚を引きずる男が歩いてきて拳銃を手にするタイトルバックから傑作の予感しかなかった。幸せな家庭のシークエンスを一撃で切断する電話のカットだとか、家の外から聞こえる足…

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lemmon
4.5

結局は、全員が戦争の被害者。

ラストのライアンの表情が印象深い。推測するしかないが、「お前にもまだ誇りがあったか」と言わんばかりの表情。嘆き悲しまないところにもまた戦争の影響よる無意識の感情の抑制…

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