《ペドロ・コスタ
はじまりの刻(とき)1989-1997》①
"私は家政婦です。"
貧困に喘ぐ女性達の友情?共存?を描いてる?🤔
セリフがほとんど無く、緊張感が半端ない...
…
リスボンのスラム街で子育てに追い詰められる若い夫婦を、意図的に「悲劇」としては描かない。
登場人物たちは自分を表現する術を持たず、わたしたち観客は安易な感情移入を拒まれる。
道徳・金銭・言葉—それら…
相変わらず一切説明的なシーンがないので、人物やエピソードの相関関係がいまいちよく分かりません。
ただただいい加減でだらしないない人々の生活が描きだされています。
ただただ素晴らしいショットの数々なの…
貧困さが身近で最も怖いものとして映るのは自分の人生のせい。日本人にとってはクロチルドって名前が男だか女だかわからないし、そんなことに気が取られてる間にも思ったほど話は進んでいかない。この人たちもしか…
>>続きを読むリスボン郊外ののスラム街
ティナは赤ん坊を産み、夫らしき若い男と帰るが
彼女は赤ん坊なんて興味が無いかのよう。
ガスボンベを空けて自殺をしようとする?
夫らしき男名前なんだっけ は、赤ん坊を連れ…
カメラが長回しされること自体の魅力に頼らず、大胆な演出が長回しに意味を与えている。『溶岩の家』での似たシチュエーションでの長回しは、主人公が異国の地を闊歩する躍動感を強調するに留まっていたように思う…
>>続きを読む前回の5年前の特集上映で見逃した、ペドロ・コスタ長編第3作の傑作から。
物語は、スラムに暮らす若い母・ティナが産後の絶望から赤ん坊と共に自殺を試みる。父親が赤ん坊を連れ出し、路上で物乞いや売買を試…