出発の作品情報・感想・評価

『出発』に投稿された感想・評価

岡ゴズ

岡ゴズの感想・評価

3.4

早稲田松竹で鑑賞。
まず、お気に入りのシーンはなんといっても鏡で2人が戯れるところと、車がダミアンハーストのホルマリン漬けみたいに真っ二つに別れ、その左右の座席に2人が座っているカットです。
このよ…

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人間

人間の感想・評価

3.5

どうしてもポルシェでレースに出たい美容師見習いのマルクは、あの手この手でポルシェを手に入れようと奮闘する。
イエジー・スコリモフスキがベルギーで撮影したヌーヴェルヴァーグ的作品。
基本的にずっと車を…

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theocats

theocatsの感想・評価

2.0

当時としては先進的でお洒落、最高度に「いけてる」作風だったのだと思う。
しかし、現代的、個人的視点では知的好奇心さえ満たせない中味空疎な映像作品でしかない。
序盤でげそげそ、中盤で脳みそが機能停止で…

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ジャン=ピエール・レオの運動神経の良さ。
真っ二つのポルシェ、鏡、燃えるフィルム。

イエジー・スコリモフスキ✕ジャン=ピエール・レオ

鏡のモンタージュ、真っ二つのポルシェ、フィルムがやけるストップモーション。ヌーヴェル・ヴァーグは映画を撮る喜びに溢れていたんだなと再確認。

『E…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.0

【第17回ベルリン映画祭 金熊賞】
『EO イーオー』などのイエジー・スコリモフスキ監督作品。ポーランド出身のスコリモフスキが初めて外国で撮った作品。

どうしてもポルシェでラリーに出たい男が、あら…

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FeMan

FeManの感想・評価

3.8

同監督の作品は「早春」しか観たことなかったが、この作品は早春よりも芸術性が高い。しかし主人公の男の子はADHD的な注意欠如多動症のような部分が早春とも少し重なるような気がする。

場面転換もともすれ…

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Okabe

Okabeの感想・評価

4.5

初めと終わりの2つの静止画に挟まれた運動。
性的衝動を車(ラリー出場)に転嫁し、スラップスティックコメディよろしく動き回り、最後には隣りに座っていた性的対象を直視することで、フィルムは焼失し「戻れな…

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