戦争のはらわたの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『戦争のはらわた』に投稿された感想・評価

4.0

とにかく銃撃戦がハードな戦争映画。ドイツ軍の武骨で生真面目な曹長は名誉欲だけの無能な上司に反発した結果、疎まれて、小隊とともにロシア軍との最前線へと送られる。命からがら基地に戻って来ると上司の部下に…

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戦争映画の金字塔だ。脚本が「カサブランカ」と同じ人。どこの国にも同じような映画があるが、本作は、ジェームズ・コバーンの魅力がまた特別なものにしている。ドイツ側の視点が意外な感じがするのは、アメリカの…

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ナチは嫌いで、将校も嫌いで、勲章には興味がない。でも戦争は大好きなシュタイナー。彼にとって戦争は、代替不可能な最高の遊びだというのがよく分かる。戦場を「俺の世界だ」と言い放つ姿が最高にカッコいい。

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男たちの叫びが戦場に響く、だがその声は爆音と降り注ぐ血肉によりかき消されていく…DVDではなく劇場で本作を再見。改めて編集の巧みさ、戦闘シーンの凄まじさに、それ以上に丁寧な人間ドラマの深みに胸打たれ…

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AONI
3.5
コバーンの大笑いが心に残る。ペキンパー作品って、極限状態でアウトロー達が笑うんだよな。これってペキンパーの発明かもしれない。

めちゃくちゃ良いよなあ。

ナチス側に立った反戦映画って時点で当時は異色だったろうし、シュタイナーの小隊だって全員が全員清廉潔白ではないところとか、勲章が欲しいから戦場に来たような上官とか、何より作…

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4.0

映画だから J・コバーンの小隊の印象がいいけど実際ならそんな事ないはず。覚悟があっても負け戦で死ぬのは正直イヤだし。一方 M・シェルの演じたあの大尉はとても印象的。経験が浅いのに名誉には強欲。自分に…

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tych
3.6

CROSS OF IRON「鉄十字勲章」1977年 サム・ペキンパー監督作品 133分。1943年 ドイツの敗色が強くなってきたロシア戦線。英雄シュタイナー伍長(ジェームズ・コバーン)の活躍と、やっ…

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4.0
マクシミリアン・シェル
ニ
4.3
傑作
戦争批判というよりも戦時下で人々の価値観などが変わる恐ろしさを描く作品。

純潔であるからこそ妬みを買うが、戦争の中ではそんなことは気にしてられない男たちの人情んドラマで締めくくるのも惹かれる。

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