2025_105
痛烈なブラック・コメディ
爆発的な人口増加に対し、人口抑制策を推し進める厚生大臣だが、プライベートでは自身を含めおめでたい話が次から次へと噴出するブラック・コメディ。
それ…
川島雄三監督作品の中で1番好き。
今でこそ少子化が問題になっているが、この映画の制作された頃は何と子どもを産む方が問題だと国会で議論される場面にまず驚く。
そして今で言う厚労省大臣の役を山村聰。…
三橋達也と云えば、黒澤明『天国と地獄』を先ず思い出すが、儂としては、川島の『洲崎パラダイス 赤信号』のだらしない男が出色で、この映画でも、お調子者ながらなかなかにデキる長男を好演。
本牧亭での浪曲も…
テンポがめっちゃいい。
台詞の量も多いけど、何度かある早回しのロングショットが効いてますな。
今見るとアリャってこともあるんやけど、時代の文脈からすると、当時のあるあるなんやよね。
こんな自分でも…
冒頭の国会での(常任または特別)委員会の様子がやたらとリアル。委員会は議員のほかに報道関係者や委員長の許可を得た者は傍聴ができるそうなので、実際も傍聴者や関係者が会議中に立ち上がったり、歩き回ったり…
>>続きを読む面白いし、優れた作品だと思うが、タイトルの「お荷物」という言葉に抵抗がある。五所平之助にも『人生のお荷物』というタイトルの作品があるが、あちらはもっとひどい。愛情を感じることが出来ない息子の寝顔を見…
>>続きを読むしかしまあ呆れるくらいのロケの豪華さ。
京都に行けばチャンバラ撮影横目、豪華なたくさんの芸子溢れる宴会
大使館でのパーティーに、箱根の別荘。
佃島での舟こぎ。今の「旧優生保護法」問題に繋がる国会談義…