ネタはいいのにシャリがイマイチという作品だった。
演出に関しては本当に素晴らしい。「女は二度生まれる」のような変に凝った映像を使わなくても雄弁に物語を語れている。だけど、やはり「女は二度生まれる」…
「お母さんね、今は水爆の時代ですよ。ピカッドンっで何百万て人が一度に死んじまう時代ですからね。こんなの結婚する前に妊娠しようが、後からしようが大した問題じゃないですよ。問題なのは生まれてきた赤ちゃん…
>>続きを読む人口抑制案に腐心する大臣の家族がみな身篭っていくという不条理劇。『彼岸花』的なレトリックでデキ婚の説得を試みるシーンも微笑ましい。着床日の話は生々しすぎ…。
ただ中絶という「命」を奪う行為は否定し…
少子高齢化問題に悩む現代日本。
この作品が作られたころ、こんな未来が想像できただろうか。
1950年代。
人口は8,000万人を突破し、
政府としてはいかにして人口増加を抑えるかというのが重要議題…
2025_106
痛烈なブラック・コメディ
爆発的な人口増加に対し、人口抑制策を推し進める厚生大臣だが、プライベートでは自身を含めおめでたい話が次から次へと噴出するブラック・コメディ。
それ…
川島雄三監督作品の中で1番好き。
今でこそ少子化が問題になっているが、この映画の制作された頃は何と子どもを産む方が問題だと国会で議論される場面にまず驚く。
そして今で言う厚労省大臣の役を山村聰。…
三橋達也と云えば、黒澤明『天国と地獄』を先ず思い出すが、儂としては、川島の『洲崎パラダイス 赤信号』のだらしない男が出色で、この映画でも、お調子者ながらなかなかにデキる長男を好演。
本牧亭での浪曲も…