中学生くらいで原作読んで、状況設定に「こ、こ、これが"メタファー"かあ〜〜〜!!!」と感動し、主人公が砂まみれの女と徐々に親密になっていくさまに「こ、こ、これが"官能"かぁーー!!」と興奮したときの…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
【過去に観た映画】2016.3.6
不条理、シュールな世界観というイメージが強かったが、年を重ねた今、観ると、
痛烈なカリカチュアを感じた。
囚われの身となった男が、脱出をあきらめ、女を外…
このレビューはネタバレを含みます
結局人って適合できてしまうよねってことのように思えたし、ほんとにそう。モチベ見つけて生きれちゃってるっていうね。だからこそ地獄が生み出されているという壮大な鬱だった
あと砂まみれのセックスが生々し…
原作も読んだのですが砂の家をここまで再現しているとは驚きます
この家はまるで蟻地獄であり、もがけばもがくほど深みにハマっていく
そして男はその中でぬるま湯に溶けていくように生活に順応していく
飼育さ…
昆虫研究者の男が目薬を差すところから健康には気を遣っていることがうかがえる。ところがまるで不衛生な家に放り込まれてしまう。岸田今日子演じる村の女が「砂は湿気を呼び寄せますから」と盛んに言い、私ふくめ…
>>続きを読む崩そうとしても変形させようとしても、抵抗を難なく吸収し元の形状に戻ってしまう。一粒一粒は、体にまとわりつき衣服の隙間に入り込むほど細かく、大量にまとまると家屋さえ容易に押しつぶす。砂の恐ろしさは画面…
>>続きを読む 何とも言えず奇妙な話だった。あたかも、人の心の底に降りて行って、段々そこから抜けられなくなっていくような、そんな話だったのではないかと思う。
“女”の岸田今日子が何と言うか、謎めいて妖艶でもあ…
女と一緒に砂の穴での生活を強制されるという理不尽な出来事に立ち向かう中で徐々に価値観や生きる目的が変わっていく男の話
友人の紹介で鑑賞
普段こういう作品見ないから雰囲気疲れw
原作読んだことな…