めしの作品情報・感想・評価・動画配信

『めし』に投稿された感想・評価

話の内容の割には“ジメジメ感”を感じさせない映画でした

原節子は“庶民”の奥さん役・・・“原”と言えば“小津”みたいな公式が浮かぶ自分ですが、監督さん(成瀬巳喜男)が違えば描かれ方も異なるものです…

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このレビューはネタバレを含みます
浮雲より個人的に見やすかった。
成瀬巳喜男監督は拗れた中年夫婦の関係を描くものが多い。
最後は結局旦那のよさに気づき一緒に大阪に戻って行くのだが、なぜ魅力に気づいたのか、謎だった。

原節子の佇まい、所作の美しさには参ったな。全員魅力的だったけれど。
視線や言葉と言葉の間から醸し出さられる女心の機微、これってどうやったら真似できるの?さすが成瀬
それにしても里子のような自己中心的…

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3.5

面白かった。名作だと言われているが意を決して観たら、思いの外タッチが軽く、大阪の風景や人とのやり取りなど楽しく観れる。
原節子の見せる表情が良い。序盤は思いつめたような顔も多いけど、東京に行ってから…

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Nao
3.0
倦怠期の夫婦に家出してきた姪の里子がやってくる。成瀬監督×林芙美子原作の黄金コンビ。アプレゲールな独身女性(=姪)と滅私奉公な妻の対比関係。食事は女性を苦しめる。足元は社会状況を反映する。
女の幸福とは、がテーマ。離れてみて分かることがある。戦後復興から間もない時代背景がそのまま。

結婚して家庭を作ってみると、繰り返す毎日が退屈で、本当に幸せなのかと思う。
対極的なサトコが、極端に描かれてはいるものの、憎たらしくもあり、自由で羨ましくも映る。

冒頭ででてくる「宇宙の大きさ」と…

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成瀬巳喜男監督1本目
U-NEXT神すぎて一生観れるわぁ
原節子主演、林芙美子原作

めし。私は一生ご飯を作って洗濯して、そんな人生が続くのかしら
みちよは旦那にこき使われ浮気され、今後の人生を憂い…

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本日の巣ごもり鑑賞。

林芙美子(1951年6月逝去)の未完の絶筆『めし』を、逝去の5ヶ月後に映画公開。

原作者・林芙美子が突然に亡くなり、小説(『めし』)の結末がどうなるかが誰にもわからない中で…

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