『めし』を久しぶりに観直す。成瀬巳喜男、1951年の作品。なぜこれを観直したくなったかというとこの所『はちどり』『82年生まれ、キム・ジヨン』など女の生き様についての優れた映画が、立て続けてに公開さ…
>>続きを読む昭和二十年代のサラリーマン家庭を描いている。原節子が妻の日常の生活に疑問を感じ始めたところに、旦那のめいが現れ放漫な性格に我慢できず、大阪から実家の東京に帰る。しかし夫は意外にも優しさを持っていた。…
>>続きを読む女の幸せとは何か、という問いに対してあのラストはどうなんでしょうかと思いますが、原節子が求める幸せということであれば納得できます。好きで結婚して仲も悪くはないけれどもなんとなく茫とした不安というかや…
>>続きを読む成瀬巳喜男監督、原節子、上原謙主演。
原作は林芙美子の未完の同名作品、監修には川端康成があたった。
【あらすじ】
証券会社「小畑證券」につとめる、岡本初之輔(上原謙)と結婚して仕事の都合で大阪にや…
倦怠期を向かえた夫婦の心の機微をきれいに描いた映画。
ゆっくりとした、言葉は決して多くはないのに、短い台詞でストレートに響く役者が発する言葉。
本当に美しい日本語はこのようなものだと衝撃を受ける。…
この時代の男も女もその関係性も全く嫌いだとは言い切れないんだよな 男は無口に働き女は家庭を守る それぞれにある当時の粋な矜恃
いつになっても大切なことは、真に互いを尊敬出来て、ふとした時顔や匂いや仕…
男は外で働いて、女は家で家事をする。その日々の繰り返しに夢も希望も持てずにいる三千代。そこに家出してきた姪がやってきて…。
70年以上も前の映画だから、今じゃあり得んだろという描写がたくさん出てきて…