なんか触れちゃいけない日本の暗部を見た感じがする重い映画。
序盤はよくわからないまま話が進んでいくけど徐々にわかっていく作りが見事だと思った。
こーゆうの見ちゃうと「オッペンハイマーぬるいわ」と思っ…
BLACKHOLEのオッペンハイマー回での紹介で興味を持って鑑賞。
正直、前半は事情の把握(冒頭の妊娠させちゃった男の子が誰なのか、亡くなった友人モリツグとの経緯、等)がきちんと出来なかったので…
もう三十年ほど前になりますが、東京労演の事務局長さんに「一番上手い俳優は誰だと思いますか?」と聞いたらしばらく考えてから「鈴木瑞穂さんだなあ」と答えられました。瑞穂さんご存命中にこの映画を見たかった…
>>続きを読む何とも精神的にエグい、1970年の作品。
モノクロでなければ直視できないシーン多数。
むしろ白黒のほうが胸に刺さる、現代では到底考えられない物語。
長崎での被爆、部落差別、差別と暴力の応酬。
戦…
No.4185
BLACKHOLEのオッペンハイマー特集で、「原爆関連映画」の一本として紹介していた。
いやぁ、若い頃は夢中になって見てた熊井啓。社会派といえば熊井啓。でも本作は未見だった。
…
再鑑賞 抑圧された弱い立場の者同士で差別が起こり、後戻り出来ない凄惨な傷がいくつも生まれる上空を米軍の飛行機が飛び交う。オープニングクレジット、中盤、ラストに挟み込まれるシークエンス(鶏が……生きた…
>>続きを読む正直愉快な内容ではないし見ていてしんどさもあるのだけれど、差別される人間たち=聖なる存在という様々な創作作品にありがちな図式をかなぐり捨てて彼らのなかにも差別の構図がしっかりとあってそれが劇中の溝鼠…
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