普通に暗めのフランス映画かと思いきやちゃんとハネケで安心した。
なんとなく、どうしようもなく男と女の話に思えた。
意外とフェミニズム的な映画なのかなー
ワルターの最後の方の行動原理がいまいちわから…
このレビューはネタバレを含みます
prime video にて。
観たかったやつ。
なんとなくイザベル・ユペール若いな。調べると48歳くらいやった。この作品古い(2001年)のでね。
社会病理学者は社会病理を生み出す原因のひとつ…
初めて見た時の衝撃は忘れられない。
ここから自分のハネケ愛は始まりました。
原作も買って読んだけどこれもなかなか難解。
芸術と変態性をここまで生々しく無情に人間らしく無機質に描いたものは初めて見た
…
執着の強い母の元で育てられた
ピアニストの女性ってワードだけで
もうしんどい(好き)
人によって解放の時期って違うけど遅ければ遅いほど後戻りできないところまで来ちゃうよね、ってなりました。
でも…
エリカの表情、感情が秒単位で伝わってくる
ピアニストになれなかった彼女は
ウィーン国立音楽院のピアノ教授として働き
音楽仲間と演奏する日々を送る
シューベルトの曲「バリー・リンドン」でも流れていた
…
めちゃくちゃ面白い。人間の嫌な部分を徹底的に厭らしく描くのが良い。
主人公が病的で過激すぎる感じが結構笑えた。
母娘の関係から男女の関係、先生と生徒の関係までのすべての関係が歪んでいて、端的に言って…