気持ち悪さが美しいし気持ちがいい
40なのに母親が過干渉、そんなこともあって彼女は歪んでしまった。
親が過干渉な家庭に育ち、犯罪を犯してしまったりなにかと歪んだ方向に行ったりする人は多くいる。彼…
"狂ってる"だけで終わらせられたらいいけれど、それでは治りきらない悲劇や経験や感覚や愛があった作品でした
初めから終わりまでどこか美しさを残した映像や音楽だったけど、またその美しさが残酷さを際立…
〈有毒なルールに溺れる悲恋の女〉
ミヒャエル・ハネケは、胸糞映画の仕掛け人というイメージが強いが、それは“なにかを執拗に描く”からなのだと思いつつある。たとえば、『ファニーゲーム』では露悪的なサ…
音大でピアノ教師をする中年女性、母親とふたりで喧嘩が絶えない共依存のような生活関係を続けている。ピアノの生徒として現れた男子学生と出会い、二人は次第に異様な愛情をお互いに差し向ける。
理性で自我を…
"愛に傷ついても死ぬことはない"
母親から激しく束縛される中年女性ピアニストと青年のラブストーリー、、、
孤独と異常な性愛を淡々と描いた奇妙な怪作。
ハネケなので純粋なラブストーリーな訳な…