〈有毒なルールに溺れる悲恋の女〉
ミヒャエル・ハネケは、胸糞映画の仕掛け人というイメージが強いが、それは“なにかを執拗に描く”からなのだと思いつつある。たとえば、『ファニーゲーム』では露悪的なサ…
音大でピアノ教師をする中年女性、母親とふたりで喧嘩が絶えない共依存のような生活関係を続けている。ピアノの生徒として現れた男子学生と出会い、二人は次第に異様な愛情をお互いに差し向ける。
理性で自我を…
"愛に傷ついても死ぬことはない"
母親から激しく束縛される中年女性ピアニストと青年のラブストーリー、、、
孤独と異常な性愛を淡々と描いた奇妙な怪作。
ハネケなので純粋なラブストーリーな訳な…
歪んでるわ。
実話を基にしてるだなんてびっくり。
あんな母親の元で育ったら歪んだ人間になっちゃうよ。でも娘も娘。家を出る機会はあっただろうに、なんだかんだお互いに依存してるのね。
エリカの変態的な性…
ハネケなのである程度の予防線を張って観たつもりが、しっかりと気持ち悪くなってしまった。
完成度は高いけれど、とても自宅待機の期間中にはおすすめは出来ない作品だった。
これにグランプリを獲らせるフラン…