このレビューはネタバレを含みます
「ある子供」というタイトルが示す「子供」とは、夫婦が育てている赤ん坊のことではなく、ロクに仕事もせず窃盗を繰り返し遊び呆けている父親ブリュノのことを指している。
金のため散々窃盗や盗品売りを繰り返し…
ラストシーンで「結局良い人になって良かった」って思えない程の罪を犯した男。あまりにも平然とやるからびっくりだった。
貧困社会が彼のような人間を作ってしまったのか、彼のようなどうしようもない人間が貧…
18才のソニアが生まれたばかりの赤ん坊を抱え、20才のブリュノと会い嬉しそうに抱き合いキスをする。一度も見舞いに来なかった、待ってたのに、というセリフに早くも嫌な予感。果たして、彼は盗んでは売り捌く…
>>続きを読むまだ子供な20歳の男に子供が出来て・・・な話。
ブリュノは多少は成長したのかもしれないが、人間そんなに変われないと思うので、ずっとあんな感じのままなんじゃないだろうか。
二人が小学生みたいにじゃ…
これは素晴らしかった。ダルデンヌ兄弟の過去作を初めて借りてみたんだが、このときからスタイルは全く変わってない。とはいえ今作は『その手に触れるまで』と比べても不安定なシーンが多くて緊張感が凄い。バイク…
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