ヴェラ・ドレイクに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ヴェラ・ドレイク』に投稿された感想・評価

人助けのグレーゾーン映画。

これも「どうすればよかったか?」って思うところがある。
ao
4.3

このレビューはネタバレを含みます

中絶禁止法があった時代。法を犯して女性の中絶を手助けしていたヴェラローズドレイク。無償で、若い女性たちの中絶をしていたヴェラの施術した1人の女性が重体になり、ヴェラは逮捕され、法で裁かれる。

彼女…

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Aoyoao
4.2

娘を助けてあげるため、無償の奉仕、
しかし、罪は容赦なく罰せられる・・・

「秘密と嘘」を筆頭に、完全な善、悪はないことを
知らせてくれるマイク・リーの手腕は
今回も冴えている。 …

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4.3
女性として興味深く苦しい内容だった。
新しいアメリカ政権は人工妊娠中絶反対派になってしまったという事実も相まって、考えさせられる内容。
4.3

英国が誇る庶民劇の巨匠、マイク・リー。彼の作る映画は侘び寂びと抒情性に溢れておりすごく好き。この映画でも名女優、イルダ・スタウントンが産婦人科のお婆さん役で鬼気迫る名演技を披露している。

力の篭っ…

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英国ロンドン専業主婦の裏稼業。望まない妊娠放棄は女性だけ責められる。女性にしかわからない理不尽な話。産んでも育てられず堕胎はやむなし。こういう人の存在は必要不可のはず。人助けと産まない自由。
pm
4.4

このレビューはネタバレを含みます

1950年のイギリスが舞台。裁判に用いられるのは1861年の法律。それから70年以上経った今でもこの1861年の法律が適用されていて、この作品の主人公が行なった非合法な中絶や、その手助けをした者は、…

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こと貞操観念においては相手に非があっても結果は大体女が罪を突きつけられる宗教的土壌とその時代、たとい同性間であっても階級で見下しが容易に発生する。

本人としては立場の弱い者同士お互い様、支え合って…

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mh
5.0

1950年当時のイギリスにおける人工妊娠中絶まわりのシリアスドラマ。
・富裕層には逃げ道(精神疾患を騙って「生むくらいなら死ぬ」→母体保護で)があるけど貧困層には違法な中絶しか選択肢がない。
・無報…

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