東京物語では妻に先立たれ夫は孤独だったけど、戸田家の兄妹では残された妻は子供達の家をたらい回しにされる厄介者。現実離れしたような家族のファンタジーは父が亡き後崩れ去り、ただ残された母と三女だけが小津…
>>続きを読む時計の振り子が揺れるテンポと木魚の音を繋げるセンス
りんご食べながら喋るとこ、珍しくセリフの声調が安定しなかった
ピアノ弾くのやめたあと、ドア開けたまま出ていくとこやなやつすぎる
おばあちゃんが説教…
小津監督らしいほのぼのした雰囲気のある作品だが、実は家族が少しずつバラバラになっていく様を描いた辛辣な作品でもある。
大筋としては大家族である戸田家の父が亡くなってしまった為に、母と未婚の三女節子が…
2024/5/20
裕福な5人兄妹の父が突然亡くなったが、多大な借金がらあった事が発覚。
屋敷や所持品は全て売却され、残された母と末娘は長男の家でお世話になる事に。
長男の嫁から厄介扱いされ、次は長…
親不孝で不親切な兄弟に次男がブチギレる話。
次男が理想的な人物として描かれすぎな感じもするけど、一周忌の場面で三人だけが一緒に食事するシーンにはちょっと感動させられた。ブチギレる佐分利信の演技も見…
上流家庭が父の死をきっかけに残された家族が崩壊していく様を残酷に描き出す。
父の遺した借金のため家屋敷を手放し、母と三女は5人の子どもを頼り身を寄せるが、長男宅では嫁に邪険にされ、長女宅でもキツい…
小津安二郎5本目。
今作もまた金と親子にまつわる嫌な話だった。
音が悪すぎた。山中貞雄『河内山宗俊』よりはマシだったけど、話の輪郭は掴めても細かい部分がぼやけてしまい誰にも感情移入することなく終わっ…
父親が突然亡くなり、老いた母親と未婚の末娘が家族中たらい回しにされる話。邪魔者なんだけど、勝手に動かれるのも世間体が悪いと思われる、二人の息苦しさ。
一周忌の後、遠くに働きに行ってた次男が母親と末妹…
ラストの海岸は、設定上は鵠沼だけど実際は茅ヶ崎海岸で撮ったとのこと。ということは、途中で映るよしずっぱりが生えた海岸も茅ヶ崎かもですかね?
鵠沼の別荘、胡座をかいてお母さんに話しかける次男・佐分利…
松竹株式会社