ブルジョワ一家の父を失った老母と未婚の娘だけが行く宛なく兄弟の家をたらい回しにされ、一周忌で天津から帰ってきた佐分利信兄が激おこ!な気まず〜い法事の雰囲気とか、兄嫁三宅邦子のピリピリいびりとか、なか…
>>続きを読む上流階級の部分的没落って云う上手いとこを突いてくる筋。ベースになる米映画の元ネタがあるらしいけど、流石に小津色に染まってる。居候になると立場が逆転するやつで、憂さを晴らせない方のモヤモヤ感の積み上げ…
>>続きを読む中国に連れていかれるおはなし。
遠近法を用ゐた抜群の人物配置、延いては空間造形。完璧である。完璧な画である。
又た、省略に依る小気味よい語り口も最高である。物語るうへでの大事な部分は略さずして、…
次男が素晴らしい親孝行者として描かれているけれど、年老いた母親を慣れない中国に連れていくのはどうかしてると思う。
ブルジョワ一家の崩壊、自分の生活を優先し母親を邪険に扱う無慈悲な子供たち。
1941…
記録漏れ。
最初の写真撮影のシーンから、佐分利信演じる昌二郎がやばい奴だということがわかり、キャラクターとして惹かれた。
一緒に暮らし始めた瞬間に態度や付き合い方が変化し、離れて暮らしたほうがいい…
松竹株式会社