狼は天使の匂いに投稿された感想・評価 - 19ページ目

『狼は天使の匂い』に投稿された感想・評価

McQ

McQの感想・評価

3.2

謎の男達に追われる謎の男トニーは、エスカレーターから落下して来たこれまた謎の男と遭遇し〝大金〟を譲り受ける事に。更に現れた別の謎の男達にトニーは捕えられてしまう。謎、謎、謎から始まる〝不思議の国〟の…

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にく

にくの感想・評価

5.0

『狼は天使の匂い』。原題は“La course du lièvre à travers les champs”即ち「ウサギは野を駆ける」(山田宏一訳)だ。無論、ウサギとは『不思議の国のアリス』の兎で…

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不思議な雰囲気の映画。長い映画だが飽きずに観れた。幼少期、ビー玉のフラッシュバックがなるほどラストシーンに繋がっているんだなチャーリー。

子ども時代(ロバート・ライアンのエピソードとのちにわかる)のビー玉のやたらとエモーショナルな冒頭シーンに被せてくるルイス・キャロルの一節にまず食らう。なんだこれ。マーチングバンドの金髪の女もヤバい。…

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『禁じられた遊び』のルネ・クレマン監督の隠れた名作。大人になれない大人たちの、友情を描いた傑作です。
嘘つきフロッギーに世渡りを学ぶ。

好きなシーンはペッパーがマットーネの腕をフォークでサクッってやるとこ。

チャーリーのアジトのボドゲバー感イイネ。
なんだって遊びになっちゃう。

ジプシーたちに命を狙われているトランティニャン、やがて犯罪者の隠れ家に逃げ込むのだが、その犯罪者達の誘拐劇に手を貸す事になる。

ここまではフィルムノワールとして観ていたのが、冒頭にも出てきたチアガ…

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このレビューはネタバレを含みます

ふしぎの国のトランティニャン

邦題の「狼」と「天使」というチグハグ表記が物語るように、リアルな犯罪と子供たちの遊び場の二つの時計で動いている映画。

話の内容はよく分からないけど、不思議な郷愁の世…

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tristana

tristanaの感想・評価

5.0
三割ぐらいしかついていけない。デヴィッド・グーディス原作なのに冒頭でいきなりルイス・キャロルの引用をされた日には途方に暮れる。「私たちは寝る時間が来たのにむずかっている年老いた子供にすぎない」

ゴリゴリのノワールかと思いきや、かなりの変化球。前半の流れが暗殺の詩(トランティニャンつながり)を彷彿させるも独特のフロウで煙に巻く。ラストにおけるイントロの回収も見事。ジョニート(ゥ)ーは相当影響…

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