戦後イタリア映画界には「ネオレアリズモド」という一大潮流があった。
それは、ドキュメンタリー的な映画づくりで、ロケーション撮影の多用や素人俳優の起用、貧困や労働争議や戦争といった社会的現実を描いた…
うむ。
デ・シーカ監督初期の名作といわれている作品です。
しかしまあ、この主人公の親父には共感できん。情けないぞ。息子があんなに頑張ってるのに。
あの息子ちゃんはほんとに父親のことが好きなんですねえ…
自転車泥棒というのだから、自転車が盗まれるか盗むんだろうなと思いながら見始めだけど、想像以上に当時のイタリアの人々の苦しい生活っぷりが他人事のように思えなくて苦しくなった。
自転車がこのどうにもなら…
戦後を代表するイタリア映画でネオレアリスモの金字塔。時に冷徹に、時に優しく庶民の哀歓を綴ったドキュメンタリー・タッチの作品。子役が最高に上手い。そして可愛い。
虚飾を一切払った映像が素晴らしく、ヌ…