こうのとり、たちずさんでに投稿された感想・評価 - 8ページ目

『こうのとり、たちずさんで』に投稿された感想・評価

Baad

Baadの感想・評価

4.6
京都シネマで見ました。

テオ・アンゲロプロスの映画としては見やすくてよく纏まっている。

最後にテオ監督の巻末インタビュー観てしまって、監督は国境を外的に捉えてはいない、内的な心の壁や環境への違和感を描いたとあったけど、私はやはり国境いが複雑なギリシャや近隣諸国の歴史的な難民問題がテーマ…

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abbiocco

abbioccoの感想・評価

4.0

久々のアンゲロプロス
普段だと採点甘々なのに、タルベーラとアンゲロプロスに関しては本当に好きな監督なので、盛らずに普通に採点してしまう。
観客に迎合しない作りになってるのにも関わらず、なぜか観る人の…

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ROSA

ROSAの感想・評価

-

「国境とは何か?」

ただゆっくりと流れる国境の河
境界線って いつどうやって出来たんだろう
哀しくなる

"まあ ロマンティストからのメッセージさ
私のようなね"
と語ったテオ・アンゲロプロス監督…

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jamming

jammingの感想・評価

4.3
年を重ねた
マストロヤンニと
ジャンヌモローのオーラ

息を止めてしまう
くらい切ない結婚式

すごいなーとしか出てこない。

あの電柱の人たちは
霧の中の風景に少し
出てきた気がする。
さちこ

さちこの感想・評価

5.0

この映画の一番良かった点を聞かれたら真っ先に映像の美しさをあげると思う。

物語は川の真ん中から引かれた国境の向こう側とこちら側に住む村民を取材しに行くところから始まる。村民は川の向こうから命をかけ…

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ミリ

ミリの感想・評価

-

脚本、映像ともに素晴らしくて恐れ慄いた。ラストの電柱点検、凄すぎる…
もはやマストロヤンニ演じる有名議員の失踪、うりふたつ人物が本人なのか否かは途中からどうでもよくなり、国境に狂わされる集落の人々を…

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I

Iの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

詩的で情緒溢れる美しくて寂しい作品。
正直今の自分には少し難解に思えた。
感じたのは、人と人の間の壁。それは国境だったり、心の問題だったり。
どこへともなく行く男性は居場所がない。今ここにいてもいな…

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drymoon

drymoonの感想・評価

4.9
この日々の混沌は、悪魔にもわからない。作られた線を越えることの厳しさ。川を境に開かれた沈黙の結婚式は圧巻。ただ、そこにあったのは音楽でも祝砲でもなく、銃声が響くのみ

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