こうのとり、たちずさんでに投稿された感想・評価 - 9ページ目

『こうのとり、たちずさんで』に投稿された感想・評価

drymoon

drymoonの感想・評価

4.9
この日々の混沌は、悪魔にもわからない。作られた線を越えることの厳しさ。川を境に開かれた沈黙の結婚式は圧巻。ただ、そこにあったのは音楽でも祝砲でもなく、銃声が響くのみ
ヨウ

ヨウの感想・評価

4.4

国境。それは国を分断するだけでなく人々の思いをも引き裂く。外部に具現する人工的国境だけでなく個人の内にある心の国境にも屠られゆく運命とは何と残酷なんだ。無は無でしかない。生きながらに死しているその表…

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haccatow

haccatowの感想・評価

4.3
追放、分断されたあらゆるもの
監督の「物理的な国境とは異なる内なる国境」という言葉は『ノスタルジア』を彷彿とさせる。
放浪の果て、帰る家が本当にあるのかどうかは判らない。
綺麗だった...
れおな

れおなの感想・評価

4.7
暗く重いが美しい映画だった。年老いたマルチェロ・マストロヤンニとジャンヌ・モローの二人が出ているのも印象的だった。
ハル

ハルの感想・評価

-

難民、国境がテーマ。
そこで描かれる宗教に基づいて行われる結婚式とそれに反する恋愛。川を挟んで、精神的な距離。
雰囲気がなんとなくわかりました。酒屋で女性と会うシーンなどロングショットで素敵なシーン…

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natsuko

natsukoの感想・評価

-

難民問題ね、、、
私は勉強していないのでそこまで現状がわからないけどギリシャ周辺だけではなく世界で深く根付いている問題で簡単には解決できないだろうと思うと観ていて辛い。
特に河を挟んでの「あれ」に関…

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肇

肇の感想・評価

5.0
「あれは何?」「混沌だ。悪魔すらわからない」
まるこ

まるこの感想・評価

3.9
難民問題って本当に難しいよね。
静かに、そして心の奥底に響く作品
filmout

filmoutの感想・評価

4.0

国境と民族をテーマにしたドキュメントっぽいストーリーだが、アンゲロプロス特有のマジックリアリズムっぽさがある。

多用されるロングショットとゆっくり長回しされるカメラによって現実と幻想の境界が拡大し…

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