このレビューはネタバレを含みます
ジョン・カサヴェテス監督作初観賞。
どこまでが即興演出なのか。
これで1959年作。
年代的にはゴダール「勝手にしやがれ」とほぼ一緒。
都会の魂達の悲しい響き、孤独な叫び。虚飾を張って生きている…
『こわれゆく女』『フェイシズ』などカサベテス映画は大好きなんですが
これはハードルが高かった。
見終わって脚本無し即興と知り納得。
歴史的価値はあるとは思いますが…
普段娯楽アクションばかり観てい…
非力な監督のもとで悶々と俳優業に励んでいたジョン・カサヴェテスが、今でいうクラウドファンディングで集めた資金を元にエイヤ!と自分自身で撮ってみた監督デビュー作品。
観てみてまず感じたのは、ヌーヴ…
【私は私のもの】2022年139本目
50年代の締め括りに公開され、60年代のインディペンデンス映画台頭のきっかけともなった歴史的傑作の一つ。
我々が鑑賞できるのはリストア版のバージョン2だ。オ…
カサヴェテスの原点とも言える即興演出で作られた作品
役者の感情の表出によりストーリーが展開され、ジャズミュージックをバックに突拍子もない化学反応が起こる
生々しくそこに生きる人たちだと感じさせる演技…
舞台は1950年代のNY。
なかなかストーリーが動き出さず、誰が主人公かも分かりずらかったので、当時の太陽族の話なのかしら?と思っていたら、人種問題がテーマの作品でした。
兄・兄・妹の三兄弟が出て…