エリック・ロメール監督の"喜劇と格言"シリーズ第3作。
離婚間近のマリオンが、15歳の従姉妹ポーリーヌを連れ、ノルマンディー地方の海辺の別荘で夏のバカンスを過ごす。
「言葉多きものは禍の元。」
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初エリック・ロメールの作品を見た。
アリオンとアンリの大人な恋愛とポーリーヌの甘酸っぱい恋愛初心者のような恋が描かれていた。
海辺という場所からすべてが始まり、儚く終わってしまうところが好き。
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子供と大人の境目にいる15歳のポーリーヌ。
もう少しで大人の方に傾いていくだろう微妙で短いこの時期。
ポーリーヌ役の女優さんが本当にちょうどいい役どころ。
ロクでもない大人たちと15歳の少女も対等…
母と娘(と売り子)と3人の男、性愛をめぐる会話劇は性愛によって切断され、性愛によって再開/再会する。登場人物の誰もが抑圧され、疑われるもそこに情念はなく、砂浜のようにカラッとしていて、「海辺のポーリ…
>>続きを読む禿頭のエロゲスおやじのアンリがダンディでカッコいいこと!しかも大学教授のインテリなのに、上半身裸でタイプライターを打ったりのワイルドさと赤いスタジャン羽織って海辺を歩いたりのオシャレさも持ち合わせて…
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