成瀬巳喜男監督の観る
銀座のバーの雇われマダム
圭子。売上落ち気味だったり
店の子が客連れ独立したりと
気苦労が絶えない毎日
脚本 菊島隆三
久しぶりまた観る
店への階段上がるのが憂鬱で仕方な…
黒澤明は成瀬巳喜男を尊敬していたと聞く
高峰秀子主演、仲代達矢助演
高峰秀子、きれいだなあと感心しながら鑑賞
女性の心の動きを丁寧に追う
黒澤映画と真逆と言っていい
ちょっと範囲外だなと思うが、…
しんどいけど当時の女性の地位ってまじでこんな感じだったんだろうな。人間からペットへの眼差しみたいなもので、愛と餌を与えてるんだからそれだけで幸せだろ?という無意識の視線が辛い。厄介なのはそこに悪意が…
>>続きを読む成瀬巳喜男のカット割りは細かいが、動きや台詞のつなぎが滑らかで割っているように見えない。
銀座のバーで働く女性たちは、身も心も削って男性客を喜ばせる。そんな世界をヒエラルキーも含めて残酷に描く。そし…
なぜか成瀬のミューズとは呼ばれない高峰秀子が、銀座のバーに雇われるママに扮したメロドラマ。
海外で評価されることもほとんどなかった成瀬だが、「大した事件も起こらないのに何故か最後まで見てしまう」映…
成瀬巳喜男監督、高峰秀子主演の黄金コンビによる作品。銀座の水商売の世界を描く1960年代の「お水の花道」。主人公の銀座のママを演じた高峰秀子は衣装も担当している。「浮雲」の森雅之と再共演しているのも…
>>続きを読む虚飾に満ちた世界に生きる高峰秀子から醸し出される哀愁がすごい。お客になびかない信念で他の女給たちと一線を画す風格を纏いながら最後にはそのプライドが仇となる。一見強かに見えてその実は脆い。一度はズタボ…
>>続きを読む「女が階段を上る時」(1960年)は成瀬巳喜男監督、高峰秀子主演のドラマ映画。銀座のバーで働く未亡人・圭子が、亡き夫への誓いを胸に夜の世界で生きる姿を描く。
職場の人間関係、家族の金銭問題、客との…