高度経済成長期の銀座のバーママの話。
凛としたママの立ち振る舞いが金と男で崩されていく描き方が悲哀に満ちていて、なかなかつらくなる。
それにしてもここ1週間で観た映画3本全てに加東大介が出てきて…
銀座のバーの雇われマダムの生活を、華やかな表の世界と借金や男の打算に翻弄される裏の世界を対比させながら描く。
華やかな着物や芳しい香水で彩られた表の世界は虚飾に過ぎず、裏では借金に追われ、女の裏切…
乱れるや浮雲などで知られる成瀬巳喜男の代表作の一つ。バーの雇われママの話。
確かジーナローランズが、「男性監督でも女性の物語を作ることが出来る、夫やイングマールベルイマンがそう」って言っていたと思…
成瀬巳喜男監督の観る
銀座のバーの雇われマダム
圭子。売上落ち気味だったり
店の子が客連れ独立したりと
気苦労が絶えない毎日
脚本 菊島隆三
久しぶりまた観る
店への階段上がるのが憂鬱で仕方な…
黒澤明は成瀬巳喜男を尊敬していたと聞く
高峰秀子主演、仲代達矢助演
高峰秀子、きれいだなあと感心しながら鑑賞
女性の心の動きを丁寧に追う
黒澤映画と真逆と言っていい
ちょっと範囲外だなと思うが、…
しんどいけど当時の女性の地位ってまじでこんな感じだったんだろうな。人間からペットへの眼差しみたいなもので、愛と餌を与えてるんだからそれだけで幸せだろ?という無意識の視線が辛い。厄介なのはそこに悪意が…
>>続きを読む成瀬巳喜男のカット割りは細かいが、動きや台詞のつなぎが滑らかで割っているように見えない。
銀座のバーで働く女性たちは、身も心も削って男性客を喜ばせる。そんな世界をヒエラルキーも含めて残酷に描く。そし…