洒落すぎ。
加東大介が高峰秀子に黒水仙の香水をプレゼントするシーン。
横位置2shotから高峰秀子が「帰らないで」と言った瞬間にクローズアップ。
ラスト、列車に乗る森雅之とその家族へ挨拶するシーンの…
成瀬と川
・移籍を決心することになる経営者との会合の帰りに仲代達矢と橋渡る
・店を持つことを決心する大阪のおじさんの集金の帰りに川沿いの電話ボックスから仲代達矢に電話かける
・連絡船が浮かぶ川に…
このところ高峰秀子を見る機会が多い。
今回も幸せな役ではないが、そこが似合う。バーの雇われママがしっかり頑張ってきたのに、堪えきれずに男たちにいいようにされてしまう。加東大介、意外とやり手。森雅之ず…
銀座のバーを舞台に雇われマダムをしている高峰秀子と周りの人間たちの人間喜劇的な映画。エース級の淡路千景が独立したため売上げが落ちてオーナーに責められ他店に移籍するのだが・・・・。兎に角主演の高峰秀子…
>>続きを読む鑑賞後振り返ってみると、高峰秀子演じる主人公圭子が手にしようともがいたものは、何一つ得られていないことに気づく。
自分の店、幸せな家庭、金銭的成功…
圭子は雇われの身から独立するため、資金集めを…
成瀬巳喜男の作品というよりかは、高峰秀子の作品という印象。高峰秀子の存在感がいい意味で強すぎる。バーのおしゃれな音楽の繰り返しの使用が個人的には「私」と「公」を分ける意味で良かったと思う。当時の銀座…
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