白い町での作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『白い町で』に投稿された感想・評価

Cem
5.0

『マチ幅白く 部屋は白く 孤独も白く 沈黙も白い』

日々の生活に疲れた船乗りの中年男が白い町リスボンに逃げ出し、そのまま町に居つく。中年男の孤独がたまらん🥺孤独なんだけど、孤独を満喫しているのが良…

>>続きを読む
ENDO
4.0

デュピュー『ディアスキン』を観たばかりなので8ミリ自撮りおじさんには焦ったけど、下船して白い町ことリスボンを徘徊する。いきなりバーテンの女の子に惚れてしまうチョロいブルーノ・ガンツ。ブルースハープの…

>>続きを読む
3.8

この映画の公開当時に見に行って、港の香りがする白い町と手ブレする8ミリ映像が印象的に心に残っていたが、ストーリーは全く覚えていなかった。主人公の中年男の行動や心情が理解出来なかったんだと思う。画面の…

>>続きを読む
TO
5.0

【女性は美しすぎる】

撮ってくれ その時計、逆に進んでる 正しく進んでるわ 逆なのは世界の方よ 浮かぶ工場にいる ここホテル? 今晩泊まるよ 仕事以外で私に命令できないわ だめ、撮られたくないの …

>>続きを読む
Masa
3.0
これは面白くないし長かった

「何よりもまず、タネールは映画を発見した男なのである」(蓮實重彦「アラン・タネールは映画を発見した」『“アラン・タネール”』)

「タネールが描きたかったのは純白ではない。汚れきった白だ」(黛哲郎「…

>>続きを読む

税作・脚本はタネールとパウロ・ブランコ。タネールの白い町リスボンの散策紀行文のような作品。ストーリーらしいものはなく、主人公のブルーの・ガンツが8ミリを廻して、映像書簡としてスイスの妻に送っている。…

>>続きを読む

[ブルーノ・ガンツ、リスボンの町を歩き回る] 80点

傑作。1983年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。アラン・タネール長編八作目。今回はスイス人海洋整備士ポールが、航海中に立ち寄ったリスボンに留…

>>続きを読む

【渋谷TSUTAYA VHS回収】
初アラン・タネール。
中年男が逃げ出した町で出会った女と恋に落ち、生活の様子をビデオで撮って故郷の妻に送りつける。
どう考えてもおかしな行為なのに、文字通り白い町…

>>続きを読む
ysm
5.0

あまりにあっけらかんとしている。この映画では妻に贈られるフィルムレターも、旅先のリスボンで出会った不倫相手との情事も、財布泥棒よる傷害事件も何一つドラマを生み出さない。散りばめられた逆説。バーでは数…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事