白い町での作品情報・感想・評価

白い町で1983年製作の映画)

Dans la ville blanche/In the White City

製作国:

上映時間:108分

ジャンル:

3.9

『白い町で』に投稿された感想・評価

Cem
5.0

『マチ幅白く 部屋は白く 孤独も白く 沈黙も白い』

日々の生活に疲れた船乗りの中年男が白い町リスボンに逃げ出し、そのまま町に居つく。中年男の孤独がたまらん🥺孤独なんだけど、孤独を満喫しているのが良…

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ENDO
4.0

デュピュー『ディアスキン』を観たばかりなので8ミリ自撮りおじさんには焦ったけど、下船して白い町ことリスボンを徘徊する。いきなりバーテンの女の子に惚れてしまうチョロいブルーノ・ガンツ。ブルースハープの…

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3.8

この映画の公開当時に見に行って、港の香りがする白い町と手ブレする8ミリ映像が印象的に心に残っていたが、ストーリーは全く覚えていなかった。主人公の中年男の行動や心情が理解出来なかったんだと思う。画面の…

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TO
5.0

【女性は美しすぎる】

撮ってくれ その時計、逆に進んでる 正しく進んでるわ 逆なのは世界の方よ 浮かぶ工場にいる ここホテル? 今晩泊まるよ 仕事以外で私に命令できないわ だめ、撮られたくないの …

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ゆび
3.6
このレビューはネタバレを含みます

“Freiheit”で“weiß”な船乗り上がりが、バカンスと称してポルトガルに浸り込むストーリー。

主人公のポールは、ビデオカメラを片手に放浪を楽しむ。石畳を通過する路面列車、ホテルの壁、海の波…

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Masa
3.0
これは面白くないし長かった

「何よりもまず、タネールは映画を発見した男なのである」(蓮實重彦「アラン・タネールは映画を発見した」『“アラン・タネール”』)

「タネールが描きたかったのは純白ではない。汚れきった白だ」(黛哲郎「…

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税作・脚本はタネールとパウロ・ブランコ。タネールの白い町リスボンの散策紀行文のような作品。ストーリーらしいものはなく、主人公のブルーの・ガンツが8ミリを廻して、映像書簡としてスイスの妻に送っている。…

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Aoyoao
3.3
このレビューはネタバレを含みます

「時計は正しい。世界が逆に動いている。」
文字盤と針の動きが逆行する古時計のあるバーで、
バーとホテルの従業員を兼任し「仕事以外で束縛はできない」と
主人に主張するローザに惹かれ、そのまま店のホテル…

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[ブルーノ・ガンツ、リスボンの町を歩き回る] 80点

傑作。1983年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。アラン・タネール長編八作目。今回はスイス人海洋整備士ポールが、航海中に立ち寄ったリスボンに留…

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